男40代からのダイエットにおける目標体重の設定方法

男40代からのダイエットにおける目標体重の設定方法

何かを成し遂げようとする時の鉄則は「目標を明確にする」ことです。「思考は現実化する」の成功哲学で有名なナポレオン・ヒル博士の17の黄金律の最初も「明確な目標の設定」です。

当然、設定した目標は正しいものでなければなりません。ダイエットは理想の体型を夢見て実施する訳ですから明確な「理想体重」の設定が大事です。

男性の40代からの目標体重の設定方法の詳細についてご説明致します。

1.BMIとは

BMIはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称で、肥満度を表す指標として国際的に用いられています。計算式は以下のとおりで、身長はcmではなくmで計算します。

体重(kg)/[身長(m)X身長(m)]

日本肥満学会は以下のように、BMIが25以上の場合を肥満と定めています。

身長170cmで体重が80kgの人のBMIは、80÷(1.7×1.7)=85÷2.89=27.7で肥満(1度)になります。健康診断の結果などで見ますよね。

BMI判定表

2.BMIの矛盾

身長と体重だけの単純計算で肥満度を判定するBMIには、いくつかの矛盾が指摘されています。

➀体脂肪率や筋肉量が反映されない

BMIは体重の中の筋肉と脂肪を区別しませんので、筋肉量の多いアスリートが肥満と判定されたり、逆に体脂肪率が高くても筋肉量が少なければ瘦せ型と判定されてしまうこともあります。老若男女でも筋肉量に差があります。

②老若男女の体内の水分量の違いが反映されない

老若男女では体内の水分量に違いがあります。一般的に高齢の人より若い人、男性より女性の方が体内の水分の割合が多い傾向にあります。同じ体型でも若い女性程BMIが高くなってしまいます。

③身長が高い程BMIが高くなってしまう

身長が高い人は骨格も大きいですので、同じBMI値でも総脂肪量は当然多くなります。BMIが同じなら、身長が高い人ほど痩せ型に見えますし、体格が同じなら、身長が高い人ほどBMIが高くなります。

 

以上のような懸念はありますが、BMIは、たいていの人において、体の総脂肪量とよく相関することが分かっています。矛盾点は把握しつつ、体重管理には便利に活用しましょう。

3.標準体重・健康体重・美容体重

標準体重とは健康診断等で推奨されるBMI「22」の体重で、医学的に最も病気にかかりにくいと言われています。しかし、痩せ型が美しいという概念の強い日本人女性にとってBMI22の体重は、見た目が少し太めと感じる人が多いようで、「美容体重」「シンデレラ体重」「モデル体重」という概念があります。それぞれのBMIは、美容体重が「20」、シンデレラ体重が「18」、「モデル体重」が「17」です。

我々40代以上の男性は、どうに考えればいいでしょうか?実は最新の研究では、医学的に最も病気にかかりにくいBMI数値は22より少し高いそうです。

そこで、40代以上の男性の基準体重を「標準体重(BMI22)」「健康体重(BMI23)」「美容体重(BMI21)」に設定して身長別に一覧表にしました。

身長別BMIの一覧表

ご自分の体重はいかがでしょうか?まずは健康体重を目標に設定されることをおすすめします。

4.まとめ

「明確な目標の設定」ができれば、あとは行動あるのみです。ダイエットは何よりも継続が大事です。その継続する気持ちを支える大事な第一歩が「明確な目標の設定」です。そして、ダイエットが成功するかどうかは信じる程度に比例します。必ず目標体重が達成できると信じて頑張りましょう。

最後にダイエットの成功率を飛躍的に高めるおすすめのサプリをご紹介します。
シボヘール

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